中小企業診断士 2次試験 合格サポート情報!

 この間、以前少し関わりを持った受験機関から、H29年の中小企業診断士試験(2次試験)の問題と模範解答が送られてきました。「だいぶ前に合格したんだけどな・・・」と思いつつ問題を眺めてみると、これが意外にも今でもいけそうな感じでした。

 合格した年の私の2次試験対策ですが、問題全体を見て「できそう」「難しそう」「難しい」の3つに分類する作業を最初にやっていました。当然ですが、できそうな問題から確実に埋めて、その後少し難しそうな問題に手をつけ、時間が余ったら難しい問題も埋める、という感じでやっていました。精神的に落ち着くためのテクニックの1つです。「難しい」と感じた問題は、他の受験生も大体そう思っています。当然、点が取りにくい問題であるともいえます。ですから、このような問題に時間を掛けてもおそらく得点は上がりません。一貫性を重視し全体の記述内容がまとまってから全ての問題を埋めていくという指導スタイルもあるようですが、個人的にはそれでは厳しいと思います。精神的にかなりきついのではないでしょうか。1つの企業の1つの事例ですから、普通に読めば大体まとまった内容になります。国語の試験のような簡単な問題というのが毎年いくつかありますので、そのあたりをきっちり解いていければ大丈夫です。

 さらっと見ただけですが、H29年の2次試験、私であればこう解きますというのを紹介します。以下、H29年の2次試験(事例Ⅰのみ)の問題です。

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 事例Ⅰは私の受験した年より間違いなく易化しています。全部「できそう」という感じです。強いて言えば、第3問は切り口がいくつかありそうな感じで、少し「難しそう」という印象です。私なら第3問を後に回して残りを第1問から順に解きます。

 第1問は、「最大の要因」とありますので、複数の視点を回答するのは良くないと思います。中小企業が専門特化で成功するというのは、当たり前といえば当たり前の話ですが、商品の専門特化と専門店としてのブランディングに成功したことが大きいのではないでしょうか。経営戦略が良かったと、それによって人材等経営資源の効率的活用を図れた、ということでまとめられると良いと思います。その前に商品の幅を拡げて失敗した旨、書いてありますし・・・。与件の内容と一次試験の知識、経営コンサルティングの基礎が分かっていれば解ける問題だと思います。

 第2問は、少人数の正社員で回せた要因。単一商品の販売で市場を開拓できれば、全ての業務効率が上がるのは当然です。シンプルな経営体制であるため、機能別組織で分業化すればかなり効率的で労働生産性の高い組織運営が可能になるでしょう。残された間接業務を非正規社員が補う体制にしておけば、正社員は与えられた自分の仕事にのみ集中していればいいわけです。経営者の管理も楽ですしね・・・。こちらも与件から現場を想像するとともに、一次試験の知識を活用すればある程度正解できる問題ではないでしょうか。

 第3問は、少し難しいと思います。私だったら、1番最後に回します。いくつか候補を考えて回答を盛り込む形で対応します。工業団地に地元の企業がまとまることによるメリットや工業団地に移転するメリットをいくつか想像できると良いです。与件から過去に地元の組合や企業等の支援が経営再建のポイントとなった旨の記載がありますので、そのあたりを書いておけばそこそこ得点できるのではと思います。地元企業との連携体制の構築(協業化によるコストダウンや売上拡大等)や地域密着型企業としてのブランドイメージの向上といったところでしょうか。後は単純に生産性向上とかランニングコストの削減とか分業体制の明確化とか理屈を示しながら盛り込む感じですかね。

 第4問は、できそうな感じです。なぜ全国市場への展開に新商品の開発が不可避なのかはよく分かりませんが、不可避だと書かれているため、この先の新商品開発を想定して解答する感じではないかと思います。過去の商標権はもらっただけですから、模倣リスクに対応できるかという点や商品の幅を拡げて過去の二の舞にならないか、といった点を書けば良いのではないでしょうか。特に、単一商品に絞って成功したのですから、当然商品の幅を拡げれば生産効率も悪化しますし開発費や設備費も掛かりますから、収益性悪化のリスクや借入依存度が高まり安全性が低下するリスクがあります。収益性・安全性・効率性の指標全て悪化するリスクがあるでしょう。助言という観点も求められていますので、低利融資制度・補助金等公的支援制度の活用や商標等権利の保護の徹底、現在の商品の改良版の開発によるコスト削減等の観点を入れられると良いのではないでしょうか。

 第5問も難しくないと思います。開発経験がない、開発の専門部署もない、経営者のマネジメントの経験が乏しい、責任・権限委譲等も課題、全国市場を開拓する上での協力企業や支援機関がない、地域ドミナント戦略で築いてきた地域ブランドの希釈化につながる等、150文字ですから、いかに多面的に解答できるかがポイントだと思います。

    正直、私が経営者なら全国展開は控えますね。既存商品の改良版をネット通販で全国・海外向けに売るとかなら有りかもしれません。その辺り、正解となる戦略は分かりませんが、どういう方向性であっても、与件と一次試験の知識を活用して論理的妥当性のある記述ができれば良いのではないかと思います。

    精神的に落ち着いて余裕を持って取り組めば、診断士試験はきっと合格できます。診断士試験に苦戦されている方、まずは精神面のトレーニングから、始めてみてはいかがでしょうか。簡単そうな問題だけ取れれば何とかなるという余裕、試験を楽しむこと、その辺りがポイントだと思います。

株式会社U-CHAN/中小企業診断士 秋田豊/(元)有限会社清水新聞店/持続化補助金等補助金支援/補助金を活用した集客・広告制作支援

静岡にある補助金を活用した集客支援・広告制作支援の会社(持続化補助金が得意) 中小企業診断士や行政書士など補助金支援者の育成(補助金支援者の会を運営) 静岡の集客と補助金支援の秋田豊中小企業診断士事務所 静岡ナンバーワンのセミナー講師(補助金を活用した集客セミナー)

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